2015.11.17 TUE〜アタイムからのおしらせ〜
投稿欄をご覧頂きましてありがとうございます。
設備部メンテナンス一課の松と申します。
今回は建築基準法に基づく、定期調査・検査報告制度について紹介させて頂きます。
建築基準法においては、不特定多数の人が利用する特殊建築物等(国等が所有又は管理する建築物を除く。)については、老朽化、避難設備の不備、建築設備の作動不良などにより、大きな事故や災害が発生する恐れがあり、こうした事故等を未然に防ぎ建築物等の安全性や適法性を確保するために、専門の技術者(調査・検査資格者)により建築物等を定期的に調査・検査し、特定行政庁に報告することが求められております。
これは弊社で主に行っている、消防法に基づく「消防用設備等点検」とは異なる制度です。
「定期調査・検査報告」は以下の3通りがあります。
○建築設備の定期検査(毎年1回)
○特殊建築物等の定期調査(用途・規模によって、毎年又は3年毎に1回)
○昇降機等の定期検査(昇降機は毎年1回、遊戯施設等は半年毎に1回)
弊社では「建築設備の定期検査」「特殊建築物等の定期検査」を請け負っており、弊社神戸本社が在籍する兵庫県下にあっては、定期報告書の提出期限が平成27年10月31日(神戸市の場合は、平成27年11月30日)となっております。
「建築設備の定期検査」とは
特殊建築物等について、建築設備(機械換気設備、排煙設備、非常用の照明装置及び給排水設備)を、検査資格者が検査し特定行政庁に報告するものです。
弊社ではこれらの検査を請け負っております。
機械換気設備検査
排煙設備検査
非常用の照明装置の検査
「特殊建築物等の定期調査」とは
特殊建築物等について、敷地、一般構造、構造強度及び防火・避難関係を、調査資格者が調査し、特定行政庁に報告するものです。
弊社ではこれらの調査を請け負っております。
平成28年6月の施行が予定されている新たな「定期報告制度」においては、「防火設備検査員(仮称)」が位置付けられ、原則、法定講習の修了者に対して資格者証が交付されることとされています。
私も含めて、弊社従業員も多数、この法定講習を受講する予定になっております。
この新たな「定期報告制度」については、来年度行われる法定講習において、検査方法・報告方法等の説明がありますので、詳しくわかり次第、紹介させて頂きます。
2015.10.02 FRI〜アタイムからのおしらせ〜
投稿欄をご覧いただきましてありがとうございます。
設備部工事課の阪本です。
今回は、2015年10月に発売予定の
パナソニック(株)自動火災報知設備のP型1級受信機をご紹介いたします。
シンプルP-1 シリーズを従来品より進化させた物になっていて
より分かりやすく、使いやすくなっています。
「わかりやすい」
・液晶画面の搭載で、次の操作をガイダンス表示し、それを見る事により
発報時の行動をサポートしてくれます。
・履歴表示機能があり、各種トラブルの確認も容易に行う事が出来ます。
「使いやすい」
・回線用途が総回線数内で自在に設定する事が出来、変更等もソフト設定で
簡単に出来ます。
「施工しやすい」
・既設受信機からの取替え時に活用出来るリニューアル部材も充実し、
きれいな仕上がりになります。
さらに
・発報階音声メッセージに竪穴区画「階段」「エレベーター」が追加され
さらに方角(東・西・南・北)の設定も可能になり、より詳しい発報場所が
分かる様になり、増設スピーカー(台数の制限あり)を設置することで
別の場所へ音声で知らせることも可能になりました。
自動火災報知設備等更新の際には、多回線・他社製品にも対応出来ますので
是非、弊社にご相談下さい。
※画像は全てクリックすると拡大します
2015.07.30 THU〜アタイムからのおしらせ〜
投稿欄をご覧頂きましてありがとうございます。
営業部の天羽、宮崎と申します。
今回は建築基準法の一部改正について、ご紹介致します。
皆様、防火扉、防火シャッター設備の定期調査報告制度はご存知でしょうか?
下記に該当する建築物(資料3)に定期調査報告が定められています。
国土交通省では、不特定多数が利用する建築物に対して防火設備の定期的な点検報告を
法制化し点検者として、「防火設備検査員」の資格を新に設ける見込みです。(資料4,5)
背景は、平成25年10月に福岡市の有床診療所での火災において防火扉が整備不良によって、
機能しなかったことが確認されたことによります。
事態を重く見た国土交通省では、これまで建築設備の定期調査報告が各自治体の
裁量任せだった点を改め、建築基準法を改正して防火扉と防火シャッターの定期調査報告義務化を法令で規定することとなりました。
※国土交通省ホームページより引用
※画像はクリックすると拡大します
尚、防火設備検査員資格者及び防火戸・防火シャッターについての新たな情報が公布次第
改めてご案内致します。